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July 30, 2006

弘法の筆

Ono 弘法、筆を選ばずってのは嘘である。写真はスエーデンのフォルターフォッシュという斧。刃の中ごろにふくらみがあって湿って太い木も割り込んでいく。

これなら丸太一山くらい割るのは雑作もないぞ、と思ったが体力が30分ほどしか続かなかった。

そういえば蟷螂の斧ってぇ言葉もあったなぁ……。

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July 24, 2006

銀座のメダカ

怒濤の銀座4連チャン最終日――。

本日は板前割烹。ここの若い(といっても40代だな)の女将さんの着物の着こなしの話。女将さんの帯は腰骨近く、限りなく下に締めてそれもゆるゆる。拳ひとつどころかふたつみつはいるほど。動きやすそうでいてだらしなくない。さながら明治・大正の着物姿の写真を思い起こさせる。着物を着たことがある女の子なら分かるだろうが、これ、超高等技術なのだよ。ちなみに着物は夏大島で柄はメダカが透ける。帯は上布かな。

正直何者じゃと思ったね。というのも、銀座のホステスさんじゃぁあんなに着物を着慣れてるはずはない。で……。「三日酔いなもんで」とオヤジのつまらぬ話に「ホホホ」と付き合ってくれた仲居風オバサンの存在に気づいた。色っぽい年増にやり手ババア風のオバサン。そうかぁ……。この組み合わせは芸者さん、あるいは舞妓さんあがり、と思った次第。ふむ。銀座はさすがに奥が深い。

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July 21, 2006

銀座の雉

Photo お山で1週間避暑。雉が目の前の道をトットットと歩いていく。星空と鳥の鳴き声だけ聞いて、頭がカラッポになって東京にもどると、さっそく4日連チャンの打ち合わせ。昨夜は銀座のk2からエビータへ。

エビータのカウンター。隣の席に「あら~」とっても美人のお客様がひとり。カタギさんじゃなようだけど、山の雉より都会の美人――。と、オジサンは幸運に内心ほくそえむ。聞けばドルフィーからエビータへ流れてきたとか。「なにぃ~、ドルフィーやエビータにはこんな美人客も来るのか! 俺は会ったことがない」。バーテンダーの亀さんに「正直に言え。やっぱり美人だと対応が微妙に違うだろ」とつっこみをいれると、「バーテンダーにそういう気配が少しでもあれば、お客様の方から去っていきます」。と、プロの見本のようなお答え。つまらぬことを訊ねたオヤジの間抜けが際だってしまった。

 

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July 13, 2006

ネットに載る店・載らぬ店

先週は築地で天麩羅。多分、天麩羅屋さんに行くのは4年ぶりくらいじゃなかろうか。(いちおうダイエット中ってぇことで)。で、2週間も前に予約したという店、調べてみるとネットに全然ひっかかってこない。「へぇ~」と感心してしまった。今どきこれはよほど普通の店か、よほどの穴場。で、1日2組しか取らぬというお座敷天麩羅はフルコールで食ってまったくもたれない。この後、銀座マボサク、ドルフィーと回って、連れは帰りにうどんを喰って帰ったくらいだ。

今さら穴場を探して食べ歩くほどのエネルギーはないが、オジサン達のためにこういうネットに載らぬ店が残っているのはありがたいこったね。

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July 06, 2006

サインについての不思議な縁

Photo001 私も、お世話になった方などに贈呈本を差し上げることがある。こんなとき、ただもらっちゃ悪いと思うのか「ぜひサインを」なんてお愛想を言ってくれる人がいる。そんなときに私、ついこう言ってしまう。

「いやぁサインなんかすると、あとで古本屋に売り飛ばすときに困りますぜ」と。実はこれ、自分の汚ねぇサインが恥ずかしいという照れ隠しではあるのだが、最近、本当にこんなケースを見つけてしまった。

この贈られた方はとても有名な先生で、偶然だけど私も駆け出しのライターの頃に取材したことがある。(ちなみに、このときの取材原稿は初めて強烈にダメを出されて、再取材をした記憶があるなぁ)。まぁ、なんといっても贈られたのが●●先生だから蔵書も膨大にあったろうし、この本も、亡くなられてからご遺族が処分した物が古書店にながれたのだろうけどね。贈った臼井吉見も、贈られた●●先生もすでに故人だし気にかけようもないだろうけど。何十年か経て、不思議な縁を感じるなぁ。

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