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September 29, 2005

「哲学的落語家」

t1 6月発売予告が遅れに遅れ、みなが待ちわびただろう一冊。でも、タイトルは以前に予定されていた「桂枝雀の天地人」の方がよかったんじゃないかな。と、大きなお世話。

桂枝雀といえば「代書屋」となるんだろうけど、私ぁ「寝床」の方がビックリしたな。ただ、大昔に渋谷の「恋文横丁」で、かつて代書屋さんだった老人を取材したことがあって、思い出しつつ聞くと懐かしい。誰かかやらんか「新作・代書屋」。オジサン書くぞ。しかし、若い編集のネーチャンに恋文横丁の由来を話したら「ホントですかぁ~」と、はなから信じなかったからなぁ……。それじゃフリにしか使えない。

他に……。本書でも「地獄八景亡者戯」についても触れているが、自死という先入観から聞くせいか、明るすぎて出来た闇を感じてしまってちょっと心落ち着かない。いずれ枝雀ファン必読の一冊!

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September 28, 2005

大倉集古館

s1 大倉集古館にスザーニ(中央アジアの刺繍)を見に行く。アンティーククロスとしては破格なマーケットを作った――という意地の悪い見方もあるそうで、「どれどれ、どんなもんじゃい」と野次馬気分。私の興味範疇ではないんで、物についてはよく分からん。ウチの本棚にもスザーニをかけてるけど、どこが違っているのか。ちなみに、この手のマーケットがどう形成されるか、興味のある方は「オークションこそわが人生」を。ここではガラクタだったロシアイコンがいかに価値を作られ、あげく高値で世界のオークション市場に出回わったか、克明に描かれている。まぁ~、骨董の世界なんてそんなもんだね。

人は他者が持たぬ物を持つという「差違」を消費する

――と言ったのはボードリヤール?

欲望は他者の欲望を真似する

――と言ったのはジラール?

でも、駐車料金タダだったのはラッキー。と、人は結局ちいさなちいさな所で幸福になってしまうようで……。

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「風邪の効用」

昼間に打ち合わせを1本こなし、夜、もう一本……。と、新宿まで歩いたらフラッとなる。「こりゃ風邪だ」と気づいて、「しかし本日はスッポンだし頑張るか」と新宿・三浦屋に着いたら予約ちがいでフグに。予期せず本年の初フグになってしまった。それでもひれ酒飲んで、鍋喰ったら、やや回復。我ながらげんきんな体だ。

この時期風邪をひくのは大切なことで、野口整体の「風邪の効用」(文庫で再刊されている)によれば、風邪をひくことで体の調整が行われる。2軒目は毎度の「ラジオ」。フレッシュのザクロで「ジャック・ローズ」「ホット・バタード・ラム」だけ飲んで引き上げる。このくらいの酒だと、酒も体にいい(……はず)。ただし「風邪の効用」で酒を勧めてるわけじゃないんで、本当は水をたっぷり飲んで、寝ちまうこと。

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September 06, 2005

バーテンダー vol3 発売

bartender3 「バーテンダー」の3巻目、発売です。今回のメインテーマは「サービス」……のつもりだったけど。まぁ、なかなか1冊の中ではくくりきれませんでしたなぁ(笑)。nabe

キッチン猛暑のため、今年はこの鍋とIHヒーターで乗り切る。普通はル・クルーゼを選ぶだろうけど、ちょいとひねってSTAUB。オシャレなダッチオーブンというテイストで、大正解!

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